
明王寺を後にして、今度は昨年も訪れた神山温泉の上角谷川を挟んで対岸にある四季の里を訪れてみた。
昨年は散りかけていたここのしだれ桜は、今年はまだまだ見応えがあった。細く垂れ下がった枝に咲く淡い桜色の桜の下で、皆さん思い思いに春の訪れを楽しんでいた。





四季の里のあとはこちらも昨年尋ねて奥様がいたく感動していたゆうかの里へ、神山町から石井町方面へと車を走らせる。狭い山道を走って行くと警備員が片側通行の誘導をしていて、ゆうかの里近くでは、駐車場待ちの車で渋滞していた。
スダチ農家だった佐々木さんが、友人から神山枝垂桜の苗を3本譲り受けたのがきっかけで、その後離農した後も自費で休耕地に毎年植え続けて、現在のように1.5ヘクタールの山に500本の桜と1500本のレンギョウが山一面に咲いている。


山の斜面にはコンクリートの道が続いている。その坂道の上を空が見えなくなるほどしだれ桜の花が覆いつくしている。春休みなのかお子さん連れの姿も多くみられ、反対に杖を突きながら登って行く老人の姿もある。




若いカップルが楽し気に話をしながら上から降りてきた。

道の両側にサクラソウとレンギョウの花が続く先には優し気な表情の観音様が建っていた。ここでは光背の代わりを桜の花が形どっている。


ビニールハウス跡にはサクラソウが植えられ、その横には菜の花がしだれ桜を背に咲いていた。しだれ桜の淡い色と菜の花、レンギョウの派手な黄い色は、春真っただ中を存分に感じさせてくれる。



昨年はこの後最後に神山森林公園を訪れたが、今年は帰り道にある向麻山公園を訪ねて見ることにした。WOC登山部のメンバーが数日前にFBに桜の写真をアップしていたのを思い出したのだった。
鴨島町の手前で国道から少し南に入った場所にある公園。山頂近くまで車で行けるようだったが、麓の児童公園の横に停めて歩いて登る事にする。
児童公園の遊具からは賑やかな子供たちの声が聞こえてくる。車道から遊歩道へと入って登って行くと、次第に周りの景色が見下ろせるようになる。


少し色の違うソメイヨシノとしだれ桜が入り混じって咲くさまは、艶やかで華やかな景色を楽しめる。


山頂の芝生広場ではしだれ桜の下で、お花見を楽しむ人の姿があった。ランドセルを背負った子供の入学の写真だろうか、大きなレンズを構えたカメラマンらしき男性が、桜をバックに子供たちに色々とポーズをとらせて写真を撮っていた。

ここで何気にYAMAPの画面を見てみると、この広場の奥にグリーンではないが、グレーの山頂ポイントがあった。『ポイントがある!』と言っても奥様にはチンプンカンプン。『何の事?』というので、スマホの画面を見せながら簡単に説明して歩き始める。
芝生広場の奥の竜眼神社の鳥居を潜り、社殿で手を合わせた後さらに奥に進んで行くと 三等三角点 牛島91.84m。最近踏んだ三角点の中では一番低い三角点だ。ここで山頂ポイントゲット!



近くの東屋の展望台からは、北に吉野川を挟んで阿讃山脈。そして視線を東に移すと桜の花越に徳島の市内へと景色は続いていた。



向麻山の展望台を後に遊歩道を下りながら、この春最後の花めぐりで亀鶴公園の桜並木から始まり、神山町、ゆうかの里、そしてこの向麻山公園で桜の花を堪能して、今日は桜の花でお腹いっぱいになった。
もちろん奥様には大変喜んでいただいた!


